勉強する範囲が一通り終わったら、相応の実力が付いているはずです。
後は問題集をやりましょう。
テキストが終わってないのに問題集をやるのはダメです。問題集は、勉強が終わってからのご褒美です。
問題集の選び方
これは一通り勉強が終わっていることを前提とした問題集の選び方です。
ポイントは簡単で、
- できるだけ問題数の多いものを選ぶ
- 一問一答式
これだけです。
問題数が多いと、自分の穴を見つけやすくなります。また、答え合わせがしやすい一問一答式がいいですね。
行政書士の資格は人気があるので、本屋さんに色々置いてあると思います。その中から、上記ポイントを基準に選びましょう。
付け加えるなら、問題集のおまけに過去問一式(実際の問題丸ごと)が付いていればベストです。最後の仕上げに模試形式でやってみてもいいでしょう。自己採点で合否判断もできますし。
要件を満たしていれば、1冊だけ十分です。
問題集のやり方
とりあえず普通にやります。もちろん、ノーヒントですよ。(^^;
しかし、答え合わせの後が大事です。
間違えた問題に印をつけましょう。
正解した問題は無印で。
ちゃんと勉強できていれば、間違えた問題の方が少ないはずです。
間違えた問題に印を付ける理由
要は、できた問題とできなかった問題を分けるためです。
正解した問題にマルを付けてもいいんですが、マルだらけになると変に安心してしまうので、バツ(ミス)が目立つように、間違えた問題に印を付けるようにしています。
それで、後からまたこの問題集をやる際、間違えた問題だけやって、ちゃんと正解できるかどうか確認します。
再び問題集をやる際、正解した問題も一緒にやってもいいのですが、テスト前とかの短い時間には間違えた問題だけをやる方が効率的ですよね。短時間で自信を付けることにもなりますし。
間違えた問題をマルにするために
間違えた理由を調べて、知識の入れ直し。そして二度と間違わないように自信が付くまで覚えること。
そこまでできたら、もう一度間違えた問題をやりましょう。(このときも20分以上のインターバルを置きましょう。)
一問一答形式なら前後の問題は関係ないので、その問題だけやればOKです。
模試や過去問は、勉強が終わってから
勉強が一通り終わって初めて、模試や過去問をやる意義が出てきます。
やる意義、それは、合格できそうかどうかの見極めです。
勉強終わってないのに模試受けて、その結果見てもどうしようもないですからね。
模試や過去問はやらなくてもいいですし、やってもいいです。どっちでもいいです。テストを受ける回数はあまり合否には直結しないと思いますので、ご自由に。ちゃんと「できる」までやっていれば、合格ラインは超えられるはずです。
模試で「テストのやり方に慣れる」とか言う人もいますが、テストの形式に慣れたからといって点数が取れるわけじゃないですからね。
点数を取るためには「できる」を積み上げるしかないのですから。