文章問題が苦手と言う人、多いです。
文章問題が解けない原因
文章問題が解けない原因は、大きく分けて2つあります。
- 基礎知識が無い(解けるだけの材料を持ってない)
- 基礎知識はあるけど解けない(材料は持っているけど使えない)
このどちらかです。まずはこれをハッキリさせましょう。
1.基礎知識がない人
文章問題やる前に、基礎知識をつけましょう。計算問題できない人が文章問題を解けるはずがありません。
そういうことです。
2.基礎知識があるのに解けない人
普段から文章問題を解いてない(わからないまま放置している)から、できるわけがないのです。
これは、「わかる」けど「できない」人です。
「この考え方をすれば解ける」というパターンを見たことがあるかないか、やったことがあるかないかの差です。
文章題は、そうやって経験したパターン、考え方の引き出しが多いほど、解ける確率も上がります。
計算ができても、普段の勉強の中で文章問題を考えてない人に、「テスト本番で考えろ」と言っても無理な話です。
文章問題は、普段の勉強においてもやっておくべきところであり、時間をかけるべきところです。解けば解いただけ力になります。
「わかる」を「できる」に変える勉強をしましょう。それをやるかやらないかだけの差です。
1つの問題に取り組むのは20分まで
何でも時間をかければいいという話でもありません。
1つの問題に取り組んで、20分以上かけても何も進まない(それ以上思いつかない)場合は、先生にヒントを教えてもらうか、一休みしましょう。20分考えて何も出なかったら、30分考えても1時間考えても出ないでしょう。
って、一晩寝たらなぜかできる場合もありますが。(^^;
ヒントを教えてもらうので、その問題はまた後からやってみないといけませんよ。
ちなみに20分というのは、東大の入試問題の数学が150分で6問(1問あたり25分)というところから来ています。1問に20分以上かけて解けたとしても本番では間に合わない・・・という考えと、後は筆者の経験則から大体20分で。(^^;