「わかる」と「できる」は違うんです。
授業を聞いていて、あるいはテキストを読んでいて、「わかった」と思って問題を解く。
これは、「わかった」です。
でも、そこから、いざテストで問題を解こうとすると、できない。
わかったはずなのに、できない。
なぜでしょうか?
わかったはずなのに、なぜできないのでしょうか?
「わかる」と「できる」は違うんです
それは、「わかる」と「できる」が別物だからです。
極端な話、「わかる」は、答えを見て「ふんふんなるほどなー」というレベルです。
一方の「できる」とはどんなレベルなのか。
それは、ノーヒントで問題を解けるレベルです。
授業中(勉強中)はヒントがそこらじゅうにあります。黒板だったり先生の話だったり、テキストにもヒントが書いてあります。
それを見ながら解くのは、ヒントを見ながらやっただけであって、いわば答えを見ながら解いているようなものです。
ノーヒントでやる「できる」とは程遠いのです。
当然ですが、本番のテストは、ノーヒントです。
ですから、普段の勉強においても、問題を解く際にはノーヒントの状態を作り出すことが必要です。
ヒントありの状態でいくら解けても、それは「わかる」でしかないのです。それで何問解いたところで、マスターしたとは言えません。
「できる」になって初めて、本番でマルがもらえます。これでようやく、マスターしたと言えるのです。
「できる」レベルまでにもっていくのが勉強です。「わかる」は単なる自己満足であり、テストしてみたらバツになるものです。
「できる」じゃないとダメ
試験でマルをもらうためには、「できる」レベルが必須です。
「わかる」レベルでは、結局バツになって点数にならないのです。これでは、勉強した時間の成果がゼロ、つまり、時間をムダにしてしまったということです。
「できる」まで持っていって初めて、勉強した時間が点数になります。即ち、時間を有効に使えたということになります。
1ヶ月半で受かるためには、「できる」をひたすら積み上げていくことが重要です。て言うか、やるのはこれだけです。
「わかる」をいくら積み重ねても、点数にはなかなか結びつきません。
「できる」をひたすら積み重ねるだけです。